●概要●
日本には成人男子用のグリップサイズのラケットはほとんど販売されていません(その理由)。そのため選手は自分でグリップサイズを加工して太くする必要があります。簡単に太くするには、巻き替え用グリップを、巻き替えずに上に重ねて巻くと、グリップサイズをいっきに4段階アップさせることができます。しかし、その場合、角が丸くなってしまう上に、スイングバランスがトップライトになってしまいます。
バランスを変えずに、角も丸くならずに太くする方法があります。よく模型飛行機などに使用される「バルサ」の板を使用します。超軽量の上にカッターナイフで容易に切断できるので最適です。
●サービス内容●
以下のサイズに加工代行いたします。
1mmのバルサ板....約2グリップ・アップ
1.5mmのバルサ板....約3グリップ・アップ
2mmのバルサ板....約4グリップ・アップ
3mmのバルサ板....約6グリップ・アップ
バルサの欠点として、長期間握りしめているうちに、圧縮されて角が丸くなってきてしまいます。そこで8角形の内メインの4辺を変形しにくいベニヤ板や桐板、斜めの4辺をバルサ板で加工するオプションもあります。重さがあるためバランスがトップライトになります。鉛テープで調整してください。
2.2mmのベニヤ+バルサ板....約5グリップ・アップ
グリップサイズについては以下のページをご参照下さい。
●グリップサイズの測り方
●料金一覧● →クリック!
●加工方法●
自分で加工したい方のために、その方法を紹介します。
以下の方法は、SOHOストリンガーオリジナルですので、自由に真似していただいて結構です。ただ、質問にはお応え致しかねます。
特に中・高生には積極的に取り入れていただきたいです。
用意するもの
・バルサ板(19cm×8cm)....2枚
・両面テープ
・ビニールテープ
・セロテープ
・金定規
・カッター
以下、必要に応じて
・巻き替え用グリップテープ
・オーバーグリップ
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グリップテープを全て剥がして、ウレタン樹脂むき出し状態にします。
グリップテープは巻き戻すので、丁寧に剥がしてください。
U字金具で打ち止めてある場合、テープを剥ぎ取ってから、打ち付けて平らにしてしまって下さい。
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